カットやパーマ・カラーなどの技術的なことだけをさしていません。コミニケーションにおける言葉の力を大切にしていきます。

『技術は手段にすぎず、【言葉＝コミニケーション】によって、【手段＝技術】が選択されるのです。

技術には多種多様な考え方があります。答えが一つではない中で、正解は顧客が決めるものであって技術に終わりはありません。

知識社会であるこれからにおいて、知性を磨き技能を身につけ、人間性を養うこと。また、お客様の内面や美の可能性を引き出そうとすること。

技術の目的は、自立した人間を育て社会の一端を担い、他人に貢献できる人間になること。本人の幸せを追求し、人生の質を向上させることができるものだと信じています。

さまざまな商品やサービスを通して、顧客が知らない自分に気づき、本当の幸せを追求する。そのお手伝いをする方法が技術であり、私たちのミッションの一翼を担います。

そして社会に貢献できるような能力を持つ、幸せな個人をより多く育てる。それが私たちにできる、最高の人への貢献だと信じています。

「革新とは、新しい次元の成果をもたらす変化」です。お客様が新しい次元の成果を手にし、彼らに以前とは違う新しい世界をもたらすものです。

「革新」とは、これまでのやり方の延長線上にあるものではありません。これまでとは根本的にその意味や結果の次元が変わるようなことです。

そのため革新とは安全な変化ではなく、リスクを伴う一つの挑戦です。

私たちは技術革新のみならず、知識や技能を学習する「カット理論」や「薬剤理論」、もちろん「結果」においてもこれまでの考え方を参考にしながら新しいサービスを生み出していく。技術における効果を引き上げて、新しい価値を創造しようとします。

そして革新は一度きりで終わるものではなく、終わりなく続けるものだと考えます。

たったの1-2時間で、お客様の気分が変わる。それも劇的に。気持ちの高揚が何日も続く。こんな仕事は他にはないのです。私たち美容師は、インフラ事業に従事しているといっても過言ではないぐらい、重要な役割を担っているのです。

憂鬱な時期、最高に楽しい時期、人生の浮き沈みのなかで私たち美容師が技術を革新し続けられれば、その【人生＝生活】の気分を変えられる力があると信じています。

この仕事がいくら好きでも、物心共に満たされていなければ、美容師という職業を続けることはできません。仕事へのやりがいがあり、明るい未来が描ければ、仕事への情熱は計り知れないものになるはずです。

人に寄り添い、デザインの力でココロを豊かにする。顧客・スタッフ・取引先など関係する全ての人たちに、微力ながら私たちにできることはあるはずです。