キミが技術者で20代後半から30代を迎えているなら、技術者としての自分の限界みたいなものを感じ始めるころではないだろうか?

人生を豊かなものにする一つの選択肢がお金だ。やらしい話だが事実なんだ。しかし美容師はお金のことについて、学ぶ機会はあまりない。

売上や指名数が伸び悩んでいるなら、このブログで『お金と時間』について考えてほしい。そしていつの日か転職をするときに是非、役立ててほしい。

支給額より、
時給をみよう。

支給額より、
時給をみよう。

キミは、
頑張ってきた。

  • 20代前半は夜遅くまで練習に明け暮れ、休みの日にはモデルハントをしてきた。
  • 20代中頃には後輩の練習に毎日付き合いつつ、自分の練習も頑張ってきた。
  • 20代後半から管理職で店の運営に携わってきた。サロンワーク以外の仕事がどんどん増えてきたよね。

キミは20代も今も、多くの時間を犠牲にして突っ走ってきたはずだ。美容師になることを目標にしてきたからね。これまではそれでいいんだ。

問題はこれからだ。

時給
¥1,239

  • キミの月の労働日数は22日。
  • 1日の拘束時間は11時間?
  • 月の拘束労働時間は、ざっと242時間になる。

給与が総支給で、30万としよう。

¥300,000÷242=¥1,239

時給はざっと、¥1,239 だ。

高いか安いか、よくわからない?30万貰っているから、今ぐらいの拘束時間は当然だと思ってる?

先日、後輩の32歳の男性美容師と飲みに行ったのね。ヨソのサロンの技術者の子がどんな感じかちょっと考えてみよう。

もっと、
本質をみよう。

月間指名150名、アシスタントを2人は使うよね。つまり、3人で150名でしょ。客単価が1万として売上は150万。一人あたりの生産性は50万。
これが常時アシスタント1人なら、生産性は75万。たまにアシスタントを2人使うなら、考え方は3人で150万なのね。その技術者の生産性はやっぱり50万なわけ。

これ、経営者からすると給与がそんなに上げられないの。またこの技術者が35万、貰っているとしよう。でも時給換算でいくらなの?って話。売上がいくらとか指名が何人とかって、一番大事じゃないのね。一番は生産性だから。

これから時給を計算する時、間違っても営業時間で割って時給を出してはダメなんです。拘束時間で割らないと駄目なわけ。

この考え方ができるなら、もっと効率のいい働き方を考えてみてはどうだろうか?

カミシでは?

カミシは完全マンツーなのね。月間の指名客数は70人、単価が1.2万と仮定しよう。売上は84万で生産性は一人だから84万。
拘束時間が長くはないので、アシスタントを2人使う指名150名の美容師より生産性は高いよね。

給与は指名200名の美容師より安いかもしれないけど、時給はカミシのほうが高いだろう。

何が言いたいって?

キミなら、
どっちを選ぶ?

アシスタントを使う指名150名の美容師と、完全マンツーの指名70名の美容師。

  • どっちが目指しやすいだろうか?
  • どっちが楽しいか?
  • どっちが豊かな時間をおくれるだろうか?

今のキミの現状で見方は変わると思う。だから正解はない。

今の売上や指名数に行き詰まりを感じているなら…
あるいは、働き方や時間の過ごし方を変えてみたいと思うなら…完全マンツーでの働き方が1つの方法かもしれない。

キミが転職をするとき、フォーカスするべきことのひとつが時給です。

営業時間で計算してはいけません。”総”拘束時間で計算しよう。

キミは、
頑張ってきた。

  • 20代前半は夜遅くまで練習に明け暮れ、休みの日にはモデルハントをしてきた。
  • 20代中頃には後輩の練習に毎日付き合いつつ、自分の練習も頑張ってきた。
  • 20代後半から管理職で店の運営に携わってきた。サロンワーク以外の仕事がどんどん増えてきたよね。

キミは20代も今も、多くの時間を犠牲にして突っ走ってきたはずだ。美容師になることを目標にしてきたからね。これまではそれでいいんだ。

問題はこれからだ。

時給 ¥1,239

  • キミの月の労働日数は22日。
  • 1日の拘束時間は11時間?
  • 月の拘束労働時間は、ざっと242時間になる。

給与が総支給で、30万としよう。

¥300,000÷242=¥1,239

時給はざっと、¥1,239 だ。

高いか安いか、よくわからない?30万貰っているから、今ぐらいの拘束時間は当然だと思ってる?

先日、後輩の32歳の男性美容師と飲みに行ったのね。ヨソのサロンの技術者の子がどんな感じかちょっと考えてみよう。

もっと、
本質をみよう。

月間指名150名、アシスタントを2人は使うよね。つまり、3人で150名でしょ。客単価が1万として売上は150万。一人あたりの生産性は50万。

これが常時アシスタント1人なら、生産性は75万。たまにアシスタントを2人使うなら、考え方は3人で150万なのね。その技術者の生産性はやっぱり50万なわけ。

これ、経営者からすると給与がそんなに上げられないの。またこの技術者が35万、貰っているとしよう。でも時給換算でいくらなの?って話。

売上がいくらとか指名が何人とかって、一番大事じゃないのね。一番は生産性だから。

これから時給を計算する時、間違っても営業時間で割って時給を出してはダメなんです。拘束時間で割らないと駄目なわけ。

この考え方ができるなら、もっと効率のいい働き方を考えてみてはどうだろうか?

カミシでは?

カミシは完全マンツーなのね。月間の指名客数は70人、単価が1.2万と仮定しよう。売上は84万で生産性は一人だから84万。

拘束時間が長くはないので、アシスタントを2人使う指名150名の美容師より生産性は高いよね。

給与は指名200名の美容師より安いかもしれないけど、時給はカミシのほうが高いだろう。

何が言いたいって?

キミなら、
どっちを選ぶ?

アシスタントを使う指名150名の美容師と、完全マンツーの指名70名の美容師。

  • どっちが目指しやすいだろうか?
  • どっちが楽しいか?
  • どっちが豊かな時間をおくれるだろうか?

今のキミの現状で見方は変わると思う。だから正解はない。

今の売上や指名数に行き詰まりを感じているなら…あるいは、働き方や時間の過ごし方を変えてみたいと思うなら…

完全マンツーでの働き方が1つの方法かもしれない。

キミが転職をするとき、フォーカスするべきことのひとつが時給です。

営業時間で計算してはいけません。”総”拘束時間で計算しよう。